商品番号:3480
大渕茂作 重要無形文化財 小千谷縮 着尺 未仕立て品
商品詳細
未仕立て品
長さ 13m15cm 巾 37.8cm
涼感漂う柔らかな生成り色の麻の質感と細やかなシボが心地よく、さらりとした風合いを生む軽く肌触りの良い大渕茂さん作の重要無形文化財 小千谷縮 着尺です。
越後上布とともに昭和30年に国の重要無形文化財に指定され、
平成21年にはユネスコの世界無形文化遺産にも登録された、
大変貴重な織物です。
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
小千谷縮
小千谷縮は、新潟県小千谷市周辺で作られている麻織物です。千数百年前から作られていたという越後上布を江戸時代初期に改良して、緯糸に強い撚りをかけ織り上げた後に、湯もみを行い独特のシボを出すことで小千谷縮が誕生しました。 麻織物は乾燥に耐性がないため、作る過程で適当な湿気が欠かせず、新潟県の小千谷という地域は雪が多く、湿った空気が保たれていることで麻にとって最適な環境であり、その豪雪地帯の気候を生かし小千谷縮は発展をしてきました。独特のシボによって肌にベタつかずさわやかな着心地で、優れた通気性と吸湿性を持った清涼感あふれる夏物着尺地です。
製造の過程でできる細かなシワである「シボ」が小千谷縮の一番の特徴です。このシボが、シャリシャリとした独特の肌触りとなり、爽やかな着心地に繋がります。シボがあることで布が肌に密着することがなく、服の中にこもった熱気が外に出ていきやすくなると考えられています。
高温多湿という日本の気候にも合っていたことで、日本人に愛される着物となりました。
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