商品番号:3880
国画会会員 村江菊絵作 花織 紬九寸名古屋帯地 「浅緑白段格子」 未仕立て品
商品詳細
国画会会員
未仕立て品
長さ 497cm 巾 35.2cm
題名にもある通り、淡いグリーン地に白段の格子、花織を織り交ぜた、優しい色合いに仕上がった作品です。
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
村江菊絵
工芸染織作家、村江菊絵さん。
国画会正会員。
幼少の頃より日本の伝統文化・芸能に触れて育ち、短期大学卒業後、結婚、子育ての時期をおえ38歳の時に染織の世界に入ります。日々の暮らしの中、お庭の草花、モーツアルトの音楽、小さな美しきものを見つけ、小さな幸せを感じる心を大切に、
45年、「糸を染め 心を織る」、この思いを胸に秘め一心に歩まれています。
着物や帯の凛とした佇まいに心の姿が重なります。
1937年、東京都文京区生まれ
1957年 山脇学園短期大学卒
1975年 清野新之助氏に毛織を学ぶ、後に紬織は独習
1979年 日本民藝館展入選以後、毎年入選
柳悦孝氏、悦博氏に指導を受ける
1983年 国展入選
1985年 日本工芸会正会員 鳥巣水子先生に花織を学ばれる
1990年 .1992年横浜シルク博物館奨励賞受賞
2000年 国画会準会員に推挙される
2008年 国画会会員に推挙される
独学で織物を習得されて以来自らの美意識を織で表現し続ける村江菊絵さん。
純日本産の選り抜きの糸を用いて、草木で染め上げ、手織で丹念に織り上げられています。
美しく澄んだ色合いと光沢のある生地の風合い、そしてオリジナリティ溢れる柄が特徴的です。
作家作品ならではの個性が光る、贅沢な作品です。
国画会
昭和期における有力な美術団体のひとつです。もともとは京都の日本画団体として始まった国画創作協会の第1部(日本画)が解散され、その第2部(洋画・工芸・彫刻)が名称を「国画会」と改めて国展とよばれる展覧会を発足したことに始まります。国画会は絵画・版画・彫刻・工芸・写真などの美術分野を対象とした美術団体です。
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