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この度、大変希少な本場黄八丈 着物 「たつみ綾」 未使用品 2点を入荷いたしました!

1977年に国の伝統工芸品に指定されており、八丈島に自生する刈安、椎、マダミから得る黄色、樺色、黒色の3色を基調とした草木染の絹織物、本場黄八丈。

「染と織」の二段分業体制で行われる黄八丈。

上質な糸を手をかけて数十回も繰り返し丹念に染め上げ、優れた織り手が丹念に打ち込んだ布は、見事に発色し、しなやかな風合いの心地良さをもちます。

三代着ても色あせないといわれ、人々の心を引き付ける多彩な色、袖を通す度に感じる確かな満足感。

本場黄八丈の特徴的な織り技法に、平織と、独特の織り模様を作り出す綾織があります。
綾織には、「めかご」「まるまなこ」「市松織」「本高貴(ほんごうき)」「風通くずし」「足高貴(あしごうき)」「たつみ綾」と言われるものがあり、綾織は光を反射して美しい光沢を出すと共に、身体に添うしなやかさと長い使用に耐える強さを備えます。

今回ご紹介させていただく、「たつみ綾」は、綾織の中でも高度な技術を要するとても複雑な織柄で、織り手が少なく現在では大変、希少な絹織物の一つとされております。

「たつみ綾」は、シックな色と柄の中に、上質な華やかさを備えます。

最高の織術で立涌文のようにも見える複雑な地紋を織り出した「たつみ綾」。

複雑な織技を駆使した黄八丈には、モダンな魅力はもちろんのこと、これ以上にない上品な質感を漂わせ、力強い個性を放ちます。

深い黒、千歳茶、絹鼠のようなシックな色使いで、立桶のような精緻な模様を織り出した、繊細で端正な景色が広がる、現代的で、高級感のある本場黄八丈 着物 「たつみ綾」、

消炭黒の様に感じる椎と泥染めから得た深みあるシックな色味と輝くような金茶の糸で、立桶のような細かな地紋を織り出した、洗練された景色が広がる本場黄八丈 着物 「たつみ綾」。

たつみ綾特有の綾織と調和した「黒」は艶やかな光沢を帯びて、角度によって、様々な表情や色合いを見せてくれます。丈夫で長年経っても変色は無く、洗えば洗う程色は冴えを見せると言われております。

本場黄八丈特有の底光する様な上品な光沢と複雑な織りからなる奥行きのある陰影。

弾力性のある、しっとりとした質感は、着る人を優しく包み込んで、品格のある装いを実現してくれます。

凛としながらも、優しい織り味をお楽みください。

・縦縞柄 本場黄八丈 着物 「たつみ綾」

身丈肩 170cm 裄 69cm 袖丈 50cm 前巾 25cm 後巾 30cm

・消炭黒 本場黄八丈 着物 「たつみ綾」

身丈肩 161cm 裄 67cm 袖丈 49cm 前巾 23cm 後巾 29cm

ホームぺージ未掲載ですので、お問い合わせ時は、『7月6日ブログの本場黄八丈 着物 「たつみ綾」』とお伝えください。

とても人気があり、大変希少性の高いお品です。ぜひ、お早めにお問い合わせくださいませ。

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特選着物コレクション スタッフ 著

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