10月21日~29日に京都高島屋にて開催されている「五代 龍村平蔵 襲名記念展」へ行ってまいりました!
今年、龍村美術織物は創業130周年を迎えました。
五代 龍村平蔵に襲名されたのは龍村育(たつむら いく)氏です。
1973年に四代 龍村平蔵(龍村旻)氏の長男として生まれ、2007年に龍村美術織物に入社後、2019年に代表取締役社長に就任され、今年2024年に五代 龍村平蔵に襲名されました。
記念展では、龍村平蔵を代表する作品から新作まで、数々の作品が紹介されていました。
富士を背に力強い線で雲が表現され、躍動感と迫力を感じる、五代 龍村平蔵氏の熱意や向上心のようなものが伝わる袋帯。
陶器のツヤ感・細部のデザイン・滑らかな曲線や陰影まで忠実に織り出され、立体感があり、本当にそこにおいてあるかのような、一度見たら忘れられない”美術織物”の技術が詰まった袋帯。
初代 龍村氏の作品では、宝尽しが多色で表現されていたものから、輪郭線のみへと復元・再構築した「聚宝錦」は、繊細ながら、可愛らしさも感じられる作品。
他にも、織物の世界に「革新」を与え続けた、目を見張る作品が多数展示されておりました。
弊社では、今後も様々な作品との出会いに感謝していきたいと思います。
また、弊社HP「特選きものコレクション」にて、”円文白虎錦”、”威毛錦”、”人形手錦”、”千代乃冠錦”などを含めた、大変人気の高い龍村平蔵氏の作品を多数ご紹介しております。
ぜひご覧ください。