この度、綴織の巨匠と称される、日本工芸会正会員 細見巧さん作 絽 綴織 八寸名古屋帯 2点 を入荷いたしました!
1952年、兵庫県に生まれ、京都市立芸術大学卒業後、1993年に日本工芸会正会員に認定されている細見巧さん。
父であり、師匠でもあるのは、着物好きなら知る人も多い、「綴織」の人間国宝 細見華岳さんです。
細見華岳さんから綴織の全てを伝授され、勝るとも劣らない技術で綴織作家として活躍されています。
機の下に置いた図案に沿って丹念に糸を打ち込み、織っていく爪掻綴れ。
手作業で織り込まれた緯糸は、まるで絵画のような表現を生み出します。
やすりで溝を作った手の爪で、櫛のようにとかして抑えていく。
細く強い綴れ糸で一目ずつ編んでいくような工程は、根気と高い技術を要します。
美への情熱が込められた、しなやかでみずみずしい上質感。
透明感のある涼やかな印象をあたえながら、表情を引き締めるような色彩の移ろい。
流れや文様に動きを生み出す細やかな色彩のグラデーション。
清らかさと上品な美しさに満ちています。
精緻で精密な織の波模様から伝わる静寂と力強さ。
細く繊細でありながらも力強い織り。
手作業で織り込まれた作品は、表情豊かで奥行きを感じ、お着物をさらにグレードアップさせてくれます。
力強い綴織の技法で、揺れ動く波のような緻密で精緻な文様を織り出した表情豊かな織に、深い檳榔子黒の色の移ろいを表現した日本工芸会正会員 細見巧さん作 絽 綴織 八寸名古屋帯。(さざ波)
綿密な綴織の技法で、揺れ動く波のような緻密で精緻な文様を織り出し、黒と紺鳶の細やかな色糸を用いて三角形のように連なる幾何文、うっすらと浮かび上がる縦縞を織り出した、微かに輝く金糸が奥行きを広げる日本工芸会正会員 細見巧さん作 絽 綴織 八寸名古屋帯。(幾何文)
織り手のものづくりへのこだわりによって生まれる逸品です。
浮び上るさざ波の文洋が感じさせるしっとりとした憂い。
鋭利な感覚と熟練の指先が織りなす、緻密で洗練された織技を、ぜひご体感ください。
・日本工芸会正会員 細見巧作 絽 綴織 八寸名古屋帯(さざ波)
長さ 374.5cm 巾 30.5cm
・日本工芸会正会員 細見巧作 絽 綴織 八寸名古屋帯(幾何文)
長さ 368.5cm 巾 30.5cm
ホームぺージ未掲載ですので、お問い合わせ時は 「2月23日ブログの細見巧さんの名古屋帯(さざ波/幾何文)」とお伝えください。
すぐに販売済となる可能性がございます。
大変希少で人気のあるお品ですので、お値段等、ぜひ、お早めにお問い合わせくださいませ。
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