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この度、吉野間道作家として知られる藤山千春さんの九寸名古屋帯地 「吉野間道」 未仕立て品を6点入荷いたしました！
草木染による吉野間道を現代の色彩感覚で表す工藝染織作家、藤山千春さん。
江戸時代に生まれた「吉野間道」を、現代の街並みに似合うセンス、現代の色彩感覚で織り続けておられます。
藤山千春さんは、1944年、東京都品川に生まれ、母方の実家の在る八丈島で織物に触れて育たれ、染織の大家と言われた柳 悦孝氏に師事し、吉野間道を徹底的に学ばれました。柳悦孝氏(柳宗悦氏の甥)らが復元した古の「吉野間道」を藤山千春さんは悦孝氏の一番弟子として師事し、作り続けておられます。
現在は、臭木など、染材にもなるさまざまな植物が育てられ、気持ちのよい庭が広がる、「錦霞染織工房」を構えておられます。
浮き織の技法を用いて縞や格子に表した草木染による吉野間道。やわらかな浮織の畝は、独特の存在感をもちます。
光をおびることで浮かび上がる畝は、豊かな表情を生み、美しい工芸味を感じさせます。
溶け合うように柔らかなグラデーション。草木染から生まれ、自在に表現される艶やかな色彩。
美しい光沢を放つ浮織を経緯に用いた、立体的な格子模様と経緯の吉野織が交差する眼鏡状の平織り部分のが美しい織味を際立たせ、草木染めならではの透明感ある色彩の柔らかなグラデーションが都会的な印象を演出する藤山千春さん作 吉野間道 九寸名古屋帯地。
清冽な雲井鼠の地に、灰色や乳白色の艶やかなグラデーションで横段を表現し、南京藤や水浅葱の洗練された色彩豊かな織で、美しい光沢を放つ浮織を経緯に織り出した、ふっくらとした凹凸が陰影豊かな景色を広げ、透明感ある柔らかなグラデーションが奥行きを生む藤山千春さん作 吉野間道織 九寸名古屋帯地。
草木染の優しい色合い。江戸時代に生まれ、現代へと続く吉野間道。
浮かび上がる畝と美しい色彩のグラデ－ションをぜひ、お手元でお楽しみください。
お問い合わせ時は 『１０月１９日ブログの藤山千春さんの九寸名古屋帯地 「吉野間道」』とお伝えください。
すぐに販売済となる可能性がございます。
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