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商品番号:1305

日本工芸会正会員 新垣幸子作 八重山上布

お譲りしました

商品詳細

日本工芸会正会員

仕立上がり品

身丈肩174、裄70、袖丈49、前巾27、後巾32㎝

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

新垣幸子

沖縄県指定無形文化財技術保持者として、また日本工芸会正会員としても活躍されている八重山上布の第一人者、新垣幸子さん。
今最も注目されている染織作家さんです。
昭和20年(1945年)熊本県生まれ。沖縄県へ移り社会人経験を経て、石垣英富工房にて八重山上布の捺染技術指導を受けられ、
昭和43年(1973年)に自身の工房を開設されました。
石垣島に自生する植物を使い伝統的な手括り染めの技法で、多彩な色使いの代表作をはじめ、復元した着物や御絵図を基に制作した着物など、八重山上布の魅力を未来に伝える活動もされています。
彩色は、美しくて綺麗、そして透明感に満ちていて新垣幸子さんの作品は私たちを魅了してやみません。
石垣島の自然からいただく豊かな色彩で染め織り上げた苧麻独特のひんやりとした手触りも心地良く、夏織物や上布などの装いを涼やかに引き締めてくれることと思います。

八重山上布

八重山上布は、沖縄県八重山郡周辺で作られている織物です。苧麻(ちょま/からむし)の手紡ぎ糸を使って織られ、古くは琉球王朝時代に貢布としても利用されてきました。
沖縄地方の織り物の中で唯一「刷込捺染技法」を用いて作られる織物で、焦げ茶色の絣模様が浮かび上がる清涼感あふれる白上布は、主に夏用の着物として用いられます。
主原料は苧麻から作られる繊維で、染料にはヤマイモ科の「紅露」(クール)が使われます。織り上げ後、八重山の強い日差しで日晒しを一週間から十日ほどおこない深い色合いへと変化させます。
その後、海水に晒す「海晒し」をおこないます。海水につけることで、色止めや余分な染料を落とし地色が白く晒され絣模様がより鮮やかになります。
八重山上布の特徴は、苧麻(ちょま/からむし)手紡ぎ糸のさらっとした風合いと風通しが良いこと、白地に浮かび上がる大らかな絣模様です。一反の着尺を織るための糸を作るには、経糸(たていと)が約50日、緯糸(よこいと)が約40日かかります。非常に根気のいる作業であるため、近年ではラミー糸(手紡ぎではない苧麻の糸)を経糸に使用したものも増えています。
着こなしやすく飽きの来ない八重山上布をぜひご堪能くださいませ。



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