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商品番号:3265

人間国宝 山田貢作 訪問着

商品詳細

重要無形文化財保持者(人間国宝)

日本工芸会正会員

仕立て上がり品

身丈肩約167、裄68、袖丈49、前巾24、後巾30㎝

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

山田貢

重要無形文化財保持者(人間国宝)日本工芸会正会員
伝統的な友禅技法を駆使した卓越した技術で、大胆な構図と清冽な色彩による新しい友禅の世界を切り拓かれ、染織界に大きな影響を与えた一人です。松や波、魚などの自然物のほか古典的な模様を題材に描かれ、伝統的なもち糊による糸目・堰出し・叩きなどの防染糊の巧みな手技による絵際の明確さが迫力ある力強い美しさを完成させ、見る者を魅了します。
1912年、岐阜県岐阜市に生まれ、14歳で友禅作家の中村勝馬氏に師事。手書友禅、蠟染の技法を学ばれ二科展工芸部への連続入選を果たされた後、1951年に友禅作家として独立。友禅染誕生時代の装束の品格を理想として能装束・狂言装束の意匠と文様の研究を行い、1957年からは日本伝統工芸展に出品し、1960年に日本工芸会正会員認定。1984年には「友禅」の分野で重要無形文化財保持者に認定されました。後年は復元事業をはじめ後進の育成にも専念するなど精力的に活動され、2002年享年90歳で永眠されました。

東京友禅

東京友禅は、徳川家康が江戸幕府を開設した際、大名のお抱えの染め師や絵師などが京から移り住み、各種技術・技法が伝承され発展したといわれています。
色調を抑えた中にも秘めた美しさと気品が漂う作風が特徴です。
友禅染は、柄の輪郭を「糸目糊」で描くことで染料の滲みやはみ出しを防ぎ、繊細な色彩表現を可能にしています。
東京友禅ではその多くが、江戸小袖に用いられていた真糊糸目友禅(本糸目友禅)の製法を守り続け、抑揚のついた味わいのある染上がりにこだわっています。職人達の分業による古典的で伝統的な技法であるこの真糊糸目友禅は、高度な技術と多彩な経験を必要とします。
東京友禅(江戸友禅)とは、三大友禅(加賀友禅、京友禅、東京友禅)のひとつで、非常に有名な染め織物のことです。
1980年には「東京手描友禅」の名称で、東京の伝統工芸品に指定されています。京都の絵師、「宮崎友禅斎(みやざきゆうぜんざい)」が創始した友禅染めが、京の都から江戸へ伝わり広まったのが、東京友禅の始まりです。
公家文化の元に生まれた華麗な京友禅に対し、江戸時代の幕府から、食べるものから着るものまで細かく規制されていた時代に作られた東京友禅は、モダンで上品なコンセプトで作られています。
そんな東京友禅の着物は、日本国内だけでなく海外からも高い評価を得ています。

日本工芸会

日本工芸会は、重要無形文化財保持者(人間国宝)を中心に、伝統工芸作家や技術者などで組織されている日本の公益社団法人です。現在は、工芸分野重要無形文化財保持者を含めて正会員役1,200名が所属しています。「日本伝統工芸展」は日本工芸会が文化庁とNHK、朝日新聞社と主催する、日本の優れた伝統工芸の保護と育成を目的にした公募展です。昭和29年から1年に1回開催しており、日本工芸の技と美が集結する場となっています。他にも人間国宝を講師とする伝承事業や記録保存などを行うなど、無形文化財の保存や伝承および公開に関する事業を進め、その実績は他に比較するもののない唯一の組織です。



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