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商品番号:4636

知花花織紬 着物

商品詳細

仕立て上がり品

身丈肩 166cm 裄 68cm 袖丈 49cm 前巾 23cm 後巾 30cm

淡い白藍色の地に、優美な色使いで細やかな花織を縦方向に連ねた経浮花織で、透き通るように美しく端正な景色を広げた、麗しい着姿を演出する知花花織紬 着物です。

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

地色: 淡い白藍色 
淡い青緑

地色: 淡紅色 
淡い紅

※書籍版「定本 和の色事典」にて色合わせを行っております。リンク先の色と実物は異なる場合がありますのでご注意下さい。

知花花織

知花花織は、沖縄県沖縄市知花の地で誕生した織物です。
連続した幾何学模様を散りばめた「紋織物」にあたる知花花織の起源は、諸説ありますが1701~1800年頃といわれています。現在の沖縄市にあたる旧美里村知花、登川地域周辺にて、花織がつくられるようになったことから「知花花織」と名付けられました。
琉球王朝時代と呼ばれていた1701~1800年頃、琉球王府への上納品として、数多くの花織が生み出されており、王府が定めた厳しい条件のもと製作されていた中、知花花織は徴税を免れたため、他の花織と比較してもデザインの自由度は著しく高くなり、琉球王国では大変珍しい存在として知られていきました。
1801~1900年頃には技術面も確立し、知花村で催される祭事にも使用されていました。その後、第一次・第二次世界大戦によって沖縄は甚大な被害を受けてしまい、知花花織の技術は一度、完全に途絶えることとなりましたが、沖縄の人々の尽力により、1989年に復元に成功し、現在まで絶え間なく継承され続けています。
知花花織は、設計、染め、織り全てが細やかな手作業で作られ、素材は絹、綿、麻の素材に藍(琉球藍)や天然染料で染められています。
木綿を主に使用することが多いものの、絹・芭蕉・羊毛などの異素材も取り入れており、琉球の歴史を通じて培われてきた「デザインの自由度」は現代の知花花織にも、引き継がれています。
自由度の高い「革新的なデザイン」を特徴とする知花花織は、織り始め~織り終わりまで同じ模様が続いていくわけではなく、模様の入り方が少しずつ異なっていることもあり、個性豊かな幾何学模様が何重にも織り重ねられています。通常の花織で模様を織り出していく際は、横糸を浮かす作業工程が必須となりますが、知花花織は経糸を浮かすことで模様を織り出していく流れとなっています。このように、模様が縦方向に連続して浮く経浮花織、刺繍のように直接布地へと柄を織り込む縫取花織の2種類に分けられています。
多くの職人の惜しみない手作業で丹念に織られる知花花織のデザインは精巧で美しく、花のような模様は、見ている人の心を和ませます。



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