商品番号:4815
丹波布 八寸名古屋帯地 未仕立て品
商品詳細
未仕立て品
長さ 503cm 巾 31.8cm
柔らかな猟虎色、千草色、近衛柿、胡桃色の経縞を配し、温かみのある朗らかな表情を織り出した、手紡ぎの木綿糸、つまみ糸を用いて草木染めしたふっくらと柔らかな風合いに、手織りが生む素材のぬくもりが心地よい丹波布 八寸名古屋帯地です。
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
地色:
猟虎色 深く渋い橙
:
千草色 明るい青紫
:
近衛柿 明るく渋い橙
:
胡桃色 淡く渋い橙
※書籍版「定本 和の色事典」にて色合わせを行っております。リンク先の色と実物は異なる場合がありますのでご注意下さい。
丹波布
丹波布は、明治時代の末期まで佐治地方で農家の片手間として織られ、縞緯・佐治木綿などとよばれていたものが、その価値を見出され、復興時の昭和28年に柳宗悦によって「丹波布」と名づけられました。
「丹波布」を形づくっている素材・技術・意匠・の3つの要素は、この地方独特の風土によって織られています。繊維は綿の手つむぎで、これに少量の屑繭からとった「つまみ糸」を緯に入れる。次に染色は、これもすべて、「草木染め」で、色調は大別して藍と茶で、藍は数段階に分け、それに榛の木・ねずみもち・かりやす・しきび・栗の実の皮・やまもも・やしゃぶしなどの茶系統をこれも数段階に染めて、これを経と緯にして織ります。
現在、数寄者や茶人にも愛されていますが、後継者が少ないなど問題点も多いです。

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