日本工芸会や国画会、個展等で高い人気を誇る作家さん方の作品をご紹介いたします!
先日、弊社のインスタグラムでも一足先に動画でご紹介させていただいておりますので、そちらもぜひご覧ください。
模様の下絵を渋紙という丈夫な和紙に貼り、その上から彫って型紙を作り、くり返し糊を置き、連続した模様に合わせて色をさし、染める型絵染。
図案を起こすところから染色を終えて糊が流されるまで、数多くの行程のほとんどを一人で経て完成させるため、型による表現の豊かさや手仕事ならではの温もりから職人さんの想い・世界観が感じられます。
緻密で繊細な紋様による作家独自の世界観、絵画的表現を追求する独創的な作品の数々。
また、日本工芸会正会員・染織家・築城則子さんにより復元された小倉織は、緻密な経糸の配色によって生まれる、繊細な経縞のグラデーションが何とも美しく、様々なシーンで楽しませてくれます。
粋で潔い、たて縞の配色。厚みがありつつ、しなやかな肌ざわり。
小倉織には、躍動感のある縞と見事な色彩感覚による美しい生命力が宿ります。
写真を見ていただくと分かる通り、個性豊かな作品たちですね。
芹沢銈介さん・添田敏子さんのお二方の元で型絵染を学び、優しい彩りで、懐かしい記憶を呼び起こすような感性の世界を映し出される高山和子さん。
札幌市郊外を囲う様々な動物や自然の花々を描き、幻想的かつ空想的で、まるで童話の世界が広がるような作品を制作しておられる竹田園子さん。
柳悦孝さんに織りを、柚木沙弥郎さんに染めを学ばれ、創造性あふれる絵模様、光が満ちているかのように鮮やかな色彩で、見る人の心を優しく癒してくれるような作品を描かれる荒川眞理子さん。
築城則子さんに師事され、極めて精緻で細密な縞、美しい揺らぎを生む色の濃淡で、独自の感性を吹き込んだ新たな小倉織を生み出しておられる小野亜由美さん。
各々の作家の想い、歓声が込められた作品は、各々の世界を創り出し、1つ1つ物語を紡いでいくかのような様々な表情を見せます。
作家独自の感性と可愛らしい色彩が見事に調和した世界観。
ぜひ、お手元に広げて、お楽しみください。
・高山和子作 型絵染 紬地九寸名古屋帯地 「母の日」 未仕立て品 太田和扱い
畝の凹凸を感じる紬地に描かれた、水水しく凛々しいカーネーションの花々を飾った美しい花瓶。窓際に添えられた花に差し込む柔らかな光からは、温もりあふれる優しさ、ひと時の儚さを感じます。また、外の世界を描いたようにも見える、背に描かれたしずくや模様からは、時間の流れと作品に込められたストーリー性が伝わり、様々な思いが交差する素敵な空間が広がる、国画会準会員 高山和子さんの作品、型絵染 九寸名古屋帯地 「母の日」。
・国画会会員 竹田園子作 型絵染 紬地九寸名古屋帯地 「贈りもの」 未仕立て品 太田和扱い
淡藤色の紬地に、風に煽られてパラパラとめくられる絵本のページから、ひらりと舞う紙とともに、可愛らしいリス、蝶やてんとう虫が舞い、明るく鮮やかな花々と戯れる美しい女性が映し出されたメルヘンな世界が飛び出してきた豊かで温かな生命の愛に溢れた心弾む作品です。上品な女性美とともに幻想的な世界があふれ出す国画会会員 竹田園子さん作 型絵染 紬九寸名古屋帯地 「贈りもの」。
・荒川眞理子作 型絵染 紬地九寸名古屋帯地 「りぼん」 未仕立て品 太田和扱い
石板色の紬地に、クリスマスを祝う言葉が綴られたリボン、可愛らしく彩られたリボン、フリルのようにひらひらとしたリボン、多種多様なリボンを型絵染めした荒川眞里子さん作の型絵染 九寸名古屋帯地 「りぼん」です。特別な日、大切な人への贈り物に飾り付けしたくなるようなリボン。こちらの作品には、特別なひと時を美しく着飾りたい、そんな素敵な思いが込められているように感じます。
・日本工芸会正会員 小野亜由美作 小倉織 綿九寸名古屋帯地 「卯の時雨」 未仕立て品 太田和扱い
約2400本の経糸からなる密度の高い織りで、しなやかで上質な艶感を生み出す小倉織。山藍摺、京藤、高麗納戸、白の縞を交互に配した、鮮やかな色の濃淡が立体感を生み、端正な景色の中に、揺らぎ、動きを感じる小野亜由美さん作の小倉織 綿九寸名古屋帯地 「卯の時雨」。
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