商品番号:2443
ごとう絣店製 弓浜絣 綿着尺 未仕立て品
商品詳細
未仕立て品
長さ 12m38cm 巾 36.5cm
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
弓浜絣
弓浜絣(ゆみはまがすり)は鳥取県境港市周辺で作られている織物です。「弓浜」の由来は、「弓ヶ浜」という鳥取県米子市から境港市にかけて20kmにも及ぶ弓状に湾曲した沿岸の名称からきています。
「絣」はあらかじめ染め上げた糸「絣糸」を織って作る織物で、藍色の糸で紡いだものを生地の土台にして、その上に白色の糸でさまざまな模様を編んでいきます。少し藍の色がにじんだ白色の糸に風情があり、古くから地元の人々に親しまれていました。
弓浜絣の特徴は、ざっくりとした布の風合いと素朴な柄です。当時は農民の自給用衣服のニーズが高く、動きやすくて洗いやすい服が好まれており、弓浜絣が農業を生業とする人々の暮らしに合っていました。
最近では、巾着袋やコースター、テーブルセンターやコインケースなどの小物も作られ、広く人々の生活に取り入れられやすくなりました。
江戸時代から大正時代にかけて全盛期を迎え、鳥取は全国で3位の絣織物生産地として栄えました。1975年(昭和50年)に無形文化財に指定されてからは、絣を保存する会や絣を制作する工房が各地で設立され、弓浜絣の保存や周知に一役買っています。
全行程を経て一本の反物を完成させるには2ヶ月もの時間がかかり、大量生産できないため価格はどうしても高くなりますが、職人の手間とものづくりへの想いが込められた弓浜絣には何ともいえないあたたかみがあり、手にする人の気持ちをふんわり幸せにしてくれます。
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