商品番号:4315
駒田佐久子作 型染 紬開き九寸名古屋帯
商品詳細
仕立て上がり品
長さ 371.6cm 巾 30.7cm
淡い青緑がかった薄水色の地に、紅型のような色使いで、可愛く飛び交う小鳥や曲線を帯びた木々、ひらひらと舞う紅葉や花々を描いた柔らかく暖かい風を感じるような駒田佐久子さん作の型染め 開き九寸名古屋帯です。
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
地色:
明るい薄水色 淡い青緑
※書籍版「定本 和の色事典」にて色合わせを行っております。リンク先の色と実物は異なる場合がありますのでご注意下さい。
駒田佐久子
「染色工房 萬」主宰の染色家 駒田佐久子さん。
染色の長い工程についてくる想定外の結果を楽しみながらものづくりをされる駒田佐久子さん。
手染めの布がもつ楽しさを表現した型染めの作品を創作しておられます。
型絵染め
型絵染めとは伝統的な型染と異なるもので、1956年(昭和31年)に民藝運動でも有名な人間国宝 芹沢銈介氏の技法が重要無形文化財に指定された際に初めて使用されたものです。
型絵染は、模様の下絵を渋紙という丈夫な和紙にはり、その上から彫って型紙を作ります。
図柄以外の余白部分を切り落とし、できた型紙の上にくり返し糊を置き、連続した模様に合わせて色をさし、染める方法のことです。
図案を起こすところから染色を終え、糊が流されるまで、型絵染は数多くの行程のほとんどを一人で経て完成するものですが、長い染色史の中で各工程の職人たちが技術を磨き、型絵染文化を高めてきました。
作家独自の世界観、絵画的表現を追求する独創的な作品は、緻密で繊細な紋様を描き、型の持つキレの良さや鋭さ、くり返しの模様のおもしろさが見所です。

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