商品番号:1368
藍田春吉作 江戸小紋
商品詳細
仕立て上がり品
身丈肩161、裄66、袖丈48、前巾22、後巾30㎝
藍田正雄の実父、藍田春吉により染め
極細かい角通し紋様
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
Warning: Trying to access array offset on null in /home/tokukimono/tokusenkimono.com/public_html/wp-content/themes/hello-elementor-child/single-items.php on line 176
藍田春吉
作り手の一人として数々の功績を遺された江戸小紋を代表する染師で、日本工芸会正会員でもある藍田春吉さん。
同じく日本工芸会正会員の藍田正雄さんのお父様です。
江戸小紋とは、江戸時代から伝わる「型染」という技法を用いた染め物のことで、特徴は、遠目だと一見無地にも見えるほど細かい文様を染めるところです。
江戸小紋は、特に精緻で細密な型紙を使った小紋で、柄が細かいほど職人の高度な技術が必要となり、格も高くなります。
日本の文化と伝統を肌で感じていただける一生ものの最高級のお品。
是非お手に取ってご覧ください。
江戸小紋
小紋と言われる小さな柄で型染めをした着物のことを江戸小紋と言います。
江戸時代に、武士の礼装である裃から発展したと言われており、当時は参勤交代で江戸にやってくる藩士たちを区別するため、藩ごとに決まった柄が定められていました。当時は大柄のものも存在しましたが、江戸幕府が小柄の小紋を武士の公服としたことから、各藩は競い合うかのように、より小さい柄を求め、そのことが結果的に職人の製作技術を高め、緻密で魅力ある着物になったと言われています。細かい柄になればなるほど型紙を作ることや染めることが難しくなるため、この模様は当時も格式の高いものとされていました。
また、江戸小紋は基本的に単色で作られているのが特徴ですが、その背景には江戸時代に出された「贅沢禁止令」があります。これは華やかな色や柄の着物を禁止するもので、それがかえって落ち着いた色味の中からバリエーションを楽しむ美的感覚や、細かな柄に対するこだわりが生み出されるきっかけになりました。
小紋の中でも広く認知され人気も高い江戸小紋は、細かい模様を単色で型染めした比較的落ち着きのあるデザインが特徴のお着物です。控えめながらも凝ったデザインのため、茶席や観劇、結婚式など、カジュアルからフォーマルまで幅広く着用することができますので、愛好者も多いのが特徴です。
江戸小紋は、柄ゆき次第で街着から改まったお席まで、様々な場面でお楽しみ頂ける重宝な着物です。

藍田春吉作 江戸小紋 着尺 未仕立て品
藍田春吉作 江戸小紋 着尺 「極通し」 未仕立て品
藍田春吉作 江戸小紋 「麻の葉」
藍田春吉作 江戸小紋
藍田春吉作 江戸小紋
人間国宝 児玉博作 型紙 藍田春吉 染め 秘蔵極型 江戸小紋
