商品番号:2287
押田正義作 本加賀友禅 訪問着
商品詳細
お仕立て上がり品
身丈肩約167、裄68、袖丈49、前巾25,5、後巾30、5㎝
色目は桑色白茶
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
押田正義
加賀友禅師 故押田正義
大正12年6月26日金沢で生まれる。昭和24年春より人間国宝木村雨山先生に師事、加賀友禅の技術習得に努められ、終戦後、金沢にて独立、加賀友禅雷鳥会最高賞、加賀染創作競技会賞など各作品展受賞。精力的に創作、加賀友禅の発展に尽力されてきましたが、残念ながらすでに逝去されておられます。
加賀五彩と言われる臙脂・藍・黄土・草・古代紫を基調とし着物に美しい自然の息吹きを封じこめる加賀友禅。落ち着きのある写実的な草花模様を中心とした絵画調の柄が特徴で、線にも手描きの美しさが感じ取られます。外を濃く中心を淡く染める「外ぼかし」や「虫喰い」の技法も使われます。仕上げに金箔や絞り、刺繍など染色以外の技法をほとんど用いないことも京友禅とは異なる特徴の一つです。
これからますます市場に出回りにくくなると思われる、本加賀の巨匠の銘品。
この素晴らしい加賀友禅で、素敵なお出かけを堪能してみてはいかがでしょうか。
加賀友禅
江戸時代に宮崎友禅齋が発展させた加賀友禅は京友禅、東京友禅とあわせて
日本三大友禅と言われています。
箔や絞り、刺繍などの技法はほとんど用いず、加賀五彩「 臙脂・藍・黄土・草・古代紫」を基調とした染色、ぼかしだけで描かれ、製作工程の多くを一人の作家さんが手掛けるめ、それぞれの個性が一番表現される友禅ではないでしょうか。
人間国宝・木村雨山さんの大胆な構図の作品、初代由水十久さんの繊細で愛くるしい童子や、巨匠といわれる方々の作品は、まるで絵画をみているようです。
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