商品番号:3734
日本工芸会正会員 真栄城喜久江作 琉球美絣 着物
商品詳細
日本工芸会正会員
仕立て上がり品
身丈肩約163、裄68、袖丈49、前巾24、後巾30㎝
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
真栄城喜久江
伝統的な琉球絣を、真栄城喜久江さんは夫である故・真栄城興盛氏と共に長年技術研究をされ、藍甕をつくり、染める事から、絣の作り方など独自の技法とデザインでそれまでにないオリジナリティあふれる美しい織物「琉球美絣」として完成されました。
日本伝統工芸会でも受賞を重ねられ、一目見てそれとわかる洗練された素敵な個性は高い評価を受け、何と言っても着る方に感じさせてくれる、肌に馴染む様な品質の良さから成る着心地の良さを持ち合わせています。
真栄城家ならではの琉球藍の色の美しさは、大切に育てられている藍の染料と、そして何度もそれをくぐった深い色からなるものです。自ら監を育て泥監をつくるところから始まる、ひたすら時間と手間をかけた丹念なお仕事、さらに、日々気温や温度などを考慮し、藍と向き合うといった藍への惜しみない愛情から生まれる、独特の美しいグラデーションをお楽しみください。
琉球美絣
琉球美絣は、真栄城興茂の実父真栄城興盛(故人)がつくり上げ、琉球織物の伝統に抗うことなく、伝承された染織を学び、培い、自身の美意識を昇華した、従来の琉球絣とは一線を画す絣織物草木染の絣織物です。
琉球絣の要である琉球藍の染色にこだわり独自の技法で作られた藍色は、美しく鮮やかな深い色が特徴です。
琉球藍と琉球の絣が相俟った作品性からは、琉球の伝統的な薫りを伝えながらも、現代的、かつ、瑞々しさを伴った美しさが表現され、僅かに透ける薄絹、藍の色加減、結晶の様に浮かび上がる絣が、絶妙で、創造的な美しさをつくり出し、沖縄を想わせる織物となっています。
父母である真栄城興盛さん・喜久江さんから興茂さんへと引き継がれた琉球美絣は、興盛氏が手掛けていた時代にも増して作品性が色濃く反映され、自ら藍を育て泥藍をつくる工程から始まる、たくさんの時間と手間を費やした贅沢な逸品です。
洗練された美しさを、ぜひこの機会に、お手に取って、お楽しみください。
日本工芸会
日本工芸会は、重要無形文化財保持者(人間国宝)を中心に、伝統工芸作家や技術者などで組織されている日本の公益社団法人です。現在は、工芸分野重要無形文化財保持者を含めて正会員役1,200名が所属しています。「日本伝統工芸展」は日本工芸会が文化庁とNHK、朝日新聞社と主催する、日本の優れた伝統工芸の保護と育成を目的にした公募展です。昭和29年から1年に1回開催しており、日本工芸の技と美が集結する場となっています。他にも人間国宝を講師とする伝承事業や記録保存などを行うなど、無形文化財の保存や伝承および公開に関する事業を進め、その実績は他に比較するもののない唯一の組織です。
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