商品番号:4081
谷田部郁子作 道屯花織 紬着尺 「飴細工」 未仕立て品
商品詳細
未仕立て品
長さ 1315cm 巾 38.9cm
砥粉色の地に、赤、橙、黄、青、緑の鮮やかな縦横縞を描き、可愛らしい表情のロートン織を施した温かみあふれる谷田部郁子さんの道屯花織着尺「飴細工」です。
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
地色:
砥粉色 橙みの白
※書籍版「定本 和の色事典」にて色合わせを行っております。リンク先の色と実物は異なる場合がありますのでご注意下さい。
谷田部郁子
谷田部郁子(やたべ いくこ)さん。
岩手県 二戸に生まれ、高校まで自然の中で生活している間は山の向こう側の広い世界へ思いを馳せられたそうです。
そして東海大学教養学部デザイン学科に進学 。
卒業後約2年間 会社勤めをされ、その後 染織りの世界に足を踏み入れられました。
川島テキスタイルスクールや染織作家 国画会正会員の小島秀子さんに師事し、技術を極められました。
展覧会において数々の受賞歴を持ち、国画会準会員に推挙されます。
都会で生活している中で故郷を懐かしく思っていた中、生まれ故郷の岩手県 二戸に移り住み自宅を改築し工房「たんたんと工房」を設立されました。
自然の情景を織りなす感性と技。
ほんわかとした中に自然色の温もりを感じ、まるで抽象画を思わせる現代アートを見ているようで目が離せなくなります。
生み出される手織物が放つ無限の奥行きは、まさに芸術作品です。
自然現象やイメージを織で表現したい。
そうおっしゃる谷田部郁子さん。「やりたいと思ったことは精一杯やる。」織の確かさや作り出す図案への人一倍強い思いを持たれています。
化学染料も併用されていますが、草木染の曖昧さが絶対的な色ではなく、目に見える色の向こう側に別の色が見え隠れするような深みや味わいを表現されています。
とにかく見て触れてその良さを感じる。そんな素晴らしい作品です。
国画会
昭和期における有力な美術団体のひとつです。もともとは京都の日本画団体として始まった国画創作協会の第1部(日本画)が解散され、その第2部(洋画・工芸・彫刻)が名称を「国画会」と改めて国展とよばれる展覧会を発足したことに始まります。国画会は絵画・版画・彫刻・工芸・写真などの美術分野を対象とした美術団体です。
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