商品番号:4533
日本工芸会正会員 築城則子作 小倉織 絹着物
商品詳細
日本工芸会正会員
仕立て上がり品
身丈肩 168cm 裄 68cm 袖丈 49cm 前巾 25cm 後巾 30cm
素色の地に、藍鼠と信楽茶、枯野の極めて精緻で細密な縞を配した、経縞の美しい色の移ろいが奥行きを広げ、細かな線に揺らぎを持たせる、積層の美しさが際立つ築城則子さん作 小倉織 絹着物です。
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
地色:
素色 橙みの白
地色:
信楽茶 橙みの明るい灰
地色:
枯野 明るく渋い橙
※書籍版「定本 和の色事典」にて色合わせを行っております。リンク先の色と実物は異なる場合がありますのでご注意下さい。
築城則子
日本工芸会正会員 築城則子
北九州市に工房を構えられる築城則子さん。独学により小倉織を復元され、現在は築城則子さんの小倉縞として人気を確立されています。小倉織とは、江戸時代の豊前小倉藩(現在の福岡県北九州市)に人気を博した縦縞の柄が特徴の、生綿の糸で織られた丈夫な木綿の織物です。一度は途絶えた小倉織との出会いは1983年、北九州市内の骨董店で出会った一枚の裂地。縞模様と絹のような光沢感に魅了され、組織を織の研究を重ね、1984年にその復元を果たされました。 透明感ある色はすべて草木染めによるもの。工房裏の植物等から染料を作り糸を染め、布に織りだされた縞模様は、美しい音色を奏でています。
築城則子さんの縞には、美しい生命力が宿っています。躍動感のある縞を特徴とする小倉織の織物は、築城則子さんの見事な色彩感覚によって、使い手を非日常の世界へと導いてくれることでしょう。
小倉織
小倉織は350年以上の歴史を持ちながら昭和初期に一旦途絶えてしまった九州小倉の特産品。
一度、途絶えた小倉織を復元したのが、北九州市出身の日本工芸会正会員・染織家・築城則子さんです。
粋で潔い、たて縞の配色。厚みがありつつ、しなやかな肌ざわり。何とも美しいたて縞がほかの木綿布には見られない特長です。
緻密な経糸の配色によって生まれる、繊細なたて縞のグラデーション。
豊かに彩る小倉織の魅力を様々なシーンでお楽しみくださいませ。
日本工芸会
日本工芸会は、重要無形文化財保持者(人間国宝)を中心に、伝統工芸作家や技術者などで組織されている日本の公益社団法人です。現在は、工芸分野重要無形文化財保持者を含めて正会員役1,200名が所属しています。「日本伝統工芸展」は日本工芸会が文化庁とNHK、朝日新聞社と主催する、日本の優れた伝統工芸の保護と育成を目的にした公募展です。昭和29年から1年に1回開催しており、日本工芸の技と美が集結する場となっています。他にも人間国宝を講師とする伝承事業や記録保存などを行うなど、無形文化財の保存や伝承および公開に関する事業を進め、その実績は他に比較するもののない唯一の組織です。
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