商品番号:551
日本工芸会正会員 坂井修作 訪問着地 未仕立て品
商品詳細
日本工芸会正会員
未仕立て品
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
坂井修
坂井修さんは、蒔糊技法で有名だった人間国宝だった故森口華弘さんに師事され技術を継承されました。
蒔糊とは染色技法のひとつで、粘り気の強い糯米の粉、糠、塩そして亜鉛抹を主原料とし蒸し・火入れを繰り返し作った熱い糊を竹の皮の上に薄く伸ばし乾燥させて丹念に打ち砕き大小数種類の粒に分けておき、水分を含ませた生地に薪糊の粒を全体に撒きます。ムラなく撒くには熟練した技術がないと出来ません。その後、ほどよく乾燥させて引き染めをし糊を流水で流し落とします。手間のかかる工程を経て出来上がった作品は、文様染と薪糊の併用、更に薪糊の粒の大小を使い濃淡や景色を表現した情景は、たいへん綺麗で素晴らしい作品となります。
坂井修さんの作品は、四季折々の草花に風・光・空気などを織り交ぜ、その情景を文様化して作品に投影したデザイン構成は、現代の生活に映える作品になる様にこだわりを持って制作されています。
現在は、日本工芸会正会員としてご活躍され、平成23年には京都府無形文化財保持者認定を受けられました。
華弘さんから引き継がれた薪糊技法は、多くのファンの心を惹きつけています。
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