商品番号:891
東京染繍大彦謹製 留袖 「梅橘に笹」
商品詳細
仕立上がり品
紋入り=五三桐
身丈肩166、裄68、袖丈49、前巾23、後巾29㎝
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
野口彦太郎
明治8年に創業した東京の呉服商「大彦」の3代目、野口彦太郎氏は祖父、父親から大彦の染繍技術と方向性を学ばれました。
100年以上の歴史を持ち、高度な技術によって伝統的な意匠はもちろん、手書き友禅の熟練の技を遺憾なく発揮しつつ、日本刺繍の精緻さを兼ね備えておられ、西洋趣味的な要素も取り入れた見事な作品をつくられています。
初代から続く大彦の友禅染と日本刺繍を融合させた絵画的な作品は、独特の世界観を持ちながらも時代に沿ったセンスを感じられるものばかりで、大彦の伝統を守り、大彦のイメージを崩さないよう時代に合った作品を展開されてきました。
現在、その精神と技術は長男である4代目野口真太郎へと受け継がれています。
大彦
1875年(明治8年)より初代野口彦兵衛が創立した呉服商、約140年以上の歴史があります。大彦は友禅染めと日本刺繍を駆使した芸術的な着物、染繍作品を制作しております。
先見の明とも言うべき小袖コレクションを築いた野口彦兵衛は、友禅染という伝統的な染色技術を駆使し、独創的なデザインを表現した〈きもの〉=作品を制作する工芸家でした。高級呉服の生産は京都というのが常識であった明治20年代、野口彦兵衛は「東京ならではの染を作る」という覚悟で染工場を設立、自ら職人の育成にあたります。消耗品としての枠を超え、〈きもの〉は美術的な価値を持つという意識から、ひとつひとつに題名を付けた作品を次々と世に送り出します。野口彦兵衛の手掛けた〈きもの〉は「大彦染」と呼ばれ一世を風靡、大彦は髙島屋や三井と並び称される呉服商となりました。
「大彦染」と称された彦兵衛の店のきものは江戸時代から続く日本の伝統技法「友禅染」で染めたものです。
最高の職人・技術の粋を集めた作品は、世界にただ一つの1点物。
着物通の方の憧れ。呉服業界でも最高峰と認められた美術的価値の非常に高い東京友禅です。
京友禅とは一味違った個性的・独創的な意匠は、豪華かつ洗練された雰囲気が漂います。
初代の野口彦兵衛に続き、二代目野口真造、三代目野口彦太郎、四代目野口真太郎と、四代に渡って伝統を受け継いでものづくりを続けています。
親から子へ、子から孫へ、代々受け継ぐに申し分ないお品です。
是非手にとって、ご覧下さい。
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