この度、型絵染の技法を使って自然の中にある草花をモチーフに、女性らしく優しさのあふれる作品を数多く世に出され、高い人気を誇る型染染織工芸作家、日本工芸会正会員 釜我敏子さんの型絵染 九寸名古屋帯を入荷いたしました!
福岡県春日市に工房を構え、ひたむきに生きる四季の草花の命を見つめて、型絵染めの作品に精巧かつ優美に表現される、釜我敏子さん。
福岡高校卒業後、30歳の頃に木版摺更紗の故・鈴田照次先生の作品に出会い、型絵染めの基礎を学ばれた後に独学で技術を高められ、さらに長板中形の松原四兄弟の元で糊置きの技術を研鑽されました。
和紙を貼り合わせた渋紙に独自の世界観をあらわした模様を彫り、布地という限られた空間に防染糊を置き、染料を使って染める「型絵染」。
釜我敏子さんは、「忘れな草」「あざみ」「風船かずら」「水仙」「なでしこ」「すいかずら」など、切り花として売られる花ではなく、地に根を生やし、環境に順応しつつ、つつましく、でも自分を失わず、雑草の合間にも逞しく凛と咲く野の花を描かれています。
瞬間、瞬間の命の輝きに触れ、限られた空間の中に新たな生命を注ぎ込む。
柔らかな階調の色彩で、釜我さん独自の野の花の生命力を表現した型絵染の世界。
優しく温かな色使いが、生命力の輝きを表現し、それらを包み込むような優雅な風合いを生み出します。
花の存在感、命の温かさ。
ひたむきにたくましく生きる野の花を鮮やかな色彩で、力強い存在感を美しく描いた、神秘的な生命力の輝きに心を奪われる日本工芸会正会員 釜我敏子さん作の型絵染 九寸名古屋帯。
作品から感じる、ひたすら懸命に生き続ける小さな野の花の命の尊さや趣。
釜我敏子さんの美しい感性、心象風景に触れ、その世界観を肌で体感してみませんか。
長さ 374.1cm 巾 31.6cm
ホームぺージ未掲載ですので、お問い合わせ時は 「8月25日ブログの釜我敏子さんの型絵染 九寸名古屋帯」とお伝えください。
とても人気の高いお品ですので、ぜひ、お早めにお問い合わせくださいませ。
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