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商品番号:4219

日本工芸会正会員 甲木恵都子作 紬着物 「菊の関」

商品詳細

日本工芸会正会員

仕立て上がり品

身丈肩 161cm 裄 66cm 袖丈 47cm 前巾 25cm 後巾 30cm

深い印度藍の紬地に、麹色や蒼白色の線を用いて、大小様々な孔子柄を描いた、味わい深く手触りの良い、甲木恵都子さん作の紬着物 「菊の関」です。

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

地色: 印度藍 
暗い青

※書籍版「定本 和の色事典」にて色合わせを行っております。リンク先の色と実物は異なる場合がありますのでご注意下さい。

甲木恵都子

甲木工房を主宰される染織家・甲木恵都子さんは東京都生まれ、経済的に恵まれた家庭で育ち、呉服屋に通うなか、素朴な郡上紬に魅せられ、30歳で人間国宝の故宗広力三氏に師事。その後、東京で工房を構えて、日本工芸会正会員として活躍されていましたが、草木染料となる植物や、澄んだ水に恵まれた土地を求め、1983年に福岡県筑紫郡那珂川町に工房を移されました。草木染の材料は工房周辺から、作る着物一着分に必要な量だけを採取し、必要以上に自然を傷つけたりしないそうです。また着心地が良い作品をつくることを大切にされています。たとえば帯の場合は、体型が変わってもよいような模様付けにし、汚れた場合は裏返して仕立て直せるように両面使える織り方にされるなど、ご自身も着物をよくお召しにになるからこそ、長く着ることを考えて、糸選びから、すべてこだわりぬいて作られています。

日本工芸会

日本工芸会は、重要無形文化財保持者(人間国宝)を中心に、伝統工芸作家や技術者などで組織されている日本の公益社団法人です。現在は、工芸分野重要無形文化財保持者を含めて正会員役1,200名が所属しています。「日本伝統工芸展」は日本工芸会が文化庁とNHK、朝日新聞社と主催する、日本の優れた伝統工芸の保護と育成を目的にした公募展です。昭和29年から1年に1回開催しており、日本工芸の技と美が集結する場となっています。他にも人間国宝を講師とする伝承事業や記録保存などを行うなど、無形文化財の保存や伝承および公開に関する事業を進め、その実績は他に比較するもののない唯一の組織です。



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