商品番号:4331
青園工房製 科布(しなふ)地 羅織 八寸名古屋帯地 未仕立て品
商品詳細
未仕立て品
長さ 501cm 巾 31.4cm
糸本来の丁子色の地に、繊細な捩り織による透かし模様を施し、その空間のバランスによって表情を描いた、捩り織りが生み出す隙間が涼感を演出する青園工房製 しな布 羅織 八寸名古屋帯地です。
※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。
地色:
丁子色 明るく渋い橙
※書籍版「定本 和の色事典」にて色合わせを行っております。リンク先の色と実物は異なる場合がありますのでご注意下さい。
科布
「シナノキ」や「オオボダイジュ」の樹皮からつくられる「科布(しなふ)」は、葛布・芭蕉布と並ぶ日本三大古代布のひとつ。今では新潟県や山形県の一部地域のみで生産されています。樹皮から採れる靭皮(じんぴ)繊維をはいで、灰汁で煮て薄く裂き、出来上がった糸で丹念に織り上げます。通気性がよく、軽く、水濡れにも強く、使いつづけるほどに味わいが増す織物です。素朴で野趣味のあるざっくりとした生地感を活かして八寸名古屋帯や角帯、草履やバッグなどが作られ、盛夏の装いに最適です。2005年に「羽越しな布」が伝統工芸品に指定。
ざつくりとした手触りと落ち着きのある風合いが特徴です。
シナノキの樹皮の繊維から作られる古代織。
野趣味のある生地感は夏のお洒落に最適です。
青園工房
江戸時代後期に絹織物の産地として栄えた山形県米沢市にある工房です。青園工房も江戸時代から続く歴史ある工房で、11代目の吉池貢は、原始布や天蚕糸などの天然素材の糸を自ら探し求め、全国をまわりました。ご自身の企画デザインで染めや織りを行い、帯などを創作されています。

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