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商品番号:4321

山本由季作 結城紬地 着尺 未仕立て品

商品詳細

未仕立て品

長さ 1220cm 巾 38.2cm

深い涅色の地に、ポツポツと浮かぶ可愛らしい丸紋を描き、その中に人参、蕪、檸檬を描いた、自然の恵み、温かみを感じる山本由季さんの作品です。

※サイズに関して、多少の誤差はご了承ください。

地色: 涅色

※書籍版「定本 和の色事典」にて色合わせを行っております。リンク先の色と実物は異なる場合がありますのでご注意下さい。

山本由季

染色作家・山本由季さんの作品の特徴は、自然に囲まれた宮城県の工房で制作され、花や虫・動物たちをモチーフとしたファンタスティックな着物や帯に可愛らしくも力強い独特の個性で多くの方を魅了しています。

1945年、故 山本丘人画伯(創画会・日本画)の長女として東京に生まれる。東京女子美術大学工芸科卒業後、仙台に山本由季染色教室を開設。その後、宮城県柴田郡川崎町の自然美豊かな山中に工房「ギャラリー由季野」を開設し、創作活動を続ける。国画会染色部門入選、新人染色展入選、京都新匠会入選など。

結城紬

日本を代表する高級絹織物として、あまりに有名な結城紬。
結城紬の特徴のひとつに繭を広げて真綿にし、手紡ぎした真綿糸で織られていることがあげられます。ふわふわの真綿を、撚りをかけずにふっくらと紡いで糸にし、空気をたくさん含んだ糸を優しく手織りした伝統的な技法が守られており、
最古の機織り機といわれる地機(いざり機)で織られたものについては1956年に国の重要無形文化財に指定され、2010年にはユネスコ無形文化遺産として登録されました。
結城紬の代表的な柄の亀甲とは、1反の幅(約40センチ前後)の中に並ぶ亀甲柄がいくつあるかを示したもので、80亀甲、100亀甲、120亀甲などがあり、160亀甲ともなれば一層細い糸で作られ幻のお品となり出会える機会はめったにない希少性が高いお品となります。
軽くて暖かく、優しく身体に馴染んで着崩れしにくい結城紬。日常を特別にしてくれる最高に贅沢な「ふだん着」です。三代まで着られるほど丈夫と言われるほど経年とともに風合いを育てるのも醍醐味ではないでしょうか。



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